2022年8月6日
先日、商業施設内で医療関係者を求めるアナウンスがありました。
現場に駆け付けると男性が意識を失い倒れておられました。救急隊に状況を伝え、吐物管理で姿勢を調整していたら、はじめに確認できた脈と呼吸が減弱したため心臓マッサージを開始。
救急隊に引き継ぐまで約10分間必死で続けました。
搬送されていく男性を見送りつつ、冷静になるにつれて、自分自身の対応は適切だったのか?という思いが頭から離れなくなりました。
病院勤務時代に専用の人形で4~5回は研修を受けましたが、人体に行うのは初めてでした。
胸部圧迫は早く、強く、深く押さなければ意味がない!と自分に言い聞かせながらも、胸骨が折れてしまいそうな軋む感覚に加減してしまいそうだった。
いや、無意識に加減していたに違いない…
冷静さを保とうとしながらも、AEDに気づけず、胸部圧迫の手を緩めないことしかできなかった…
救急隊との電話で「先生」と呼ばれたことに違和感を覚えつつ、必死で冷静さを保ち、伝えるべきことは伝えたけれど、あの時に医師ではないことを伝えたら指示を仰げたのではないか…
気付くとそんなことばかり考えている。
男性が無事であってほしい。
社内でもAEDとBLSの研修をしよう。
救えるはずの命は確実に救えるように。
2022年8月5日
今日から管理者が1週間の夏休み!
普段から緊張が続く役割。
ご利用者様、そのご家族様、ケアマネさん、地域の方々、スタッフなど単純計算でも300人以上のことを同時進行で考えて、対応し続けている管理者の脳🧠ってものすごい仕事量ですよね^^
夏休み期間は仕事のことを考えず、家族との時間をゆっくり楽しんで~^^
現場、事故無いよう頑張りまーす!
2022年8月1日
今日から利用開始された男性で、身長が高く、ひざに痛みを感じておられるとの前情報。
「これは!」と思い、立ち上がり練習を観察しに行くと予想通りの姿勢^^
女性の特徴と異なり、男性で膝が痛い方は高身長×足が長い方が多いように感じます。
そういった方は踏ん張るときに太ももの外側だよりで、内側が上手く使えなくなっています。
それを裏付けるように触診すると内側と外側で筋肉の厚みが全然違いました。
まずは環境に慣れていただき、少しずつ筋肉をつけながら姿勢を直していきましょう!
2022年7月22日
月1回のミーティングの中で研修の時間を作っています。
今回は認知症の中核症状と周辺症状をみんなで学び直しました。
各症状の理解だけでなく、実際に利用されている方々に照らし合わせ、その対応についても意見を交わしました。
環境の影響を受けやすい認知症という病気。
環境次第でその症状を強くも弱くもできるという意味で、事務所としての能力値を問われているように感じました。
リハビリを必要とする方が必要なタイミングで、必要な分だけご利用いただけるようにする。
認知症という病気が、その制原因子にならないようスタッフ1人1人の理解を深め、事務所としての能力値を高めていきたいと思います。
2022年7月20日
4年前の開設当初からのご利用者様。
ご持病の進行で「リハビリ型」より「1日型」デイの必要度が高くなり、hitonowaのご利用が終了になりました。
終了に際しては、私どもからご本人、ご家族、ケアマネージャーさんにお声がけをさせていただきました。
ご家族様もそろそろリハビリ型ではないと感じつつ、hitonowaのコンセプトやスタッフを愛して下さり、決断しきれずにおられたそうです。
私たちにとっても苦渋の決断ともいえるものでしたが、最終的には「ご本人のこれからの時間・人生」を大切にするには?という観点で判断をしました。
最終日、いただいたお菓子にお手紙が添えられていました。
ご病気の理解と今後への不安、そしてスタッフへの感謝のお言葉。
開設当初、不手際ばかりの私たちの業務を温かく見守り、応援し続けて下さったご家族様に改めて感謝申しあげます。
これからもご本人、ご家族様の豊かな生活が続きますことを願っております。
心より御礼申し上げます。
ありがとうございました。
2022年7月14日
〇お一人でバスのツアー旅行
〇家の周りしか歩けなかった方→所沢まで電車で行ってきた
〇片麻痺発症後→お一人での外出が可能になった
〇清瀬駅でエレベーターを使用→階段へ
〇自宅での屋外歩行開始
〇膝の骨折→ご家族とバラ園へ
〇外出困難→バスに乗って駅へ行き、買い物や受信を一人でできた
〇片麻痺、感覚障害→杖なしで足踏みが可能になった
〇立っていられず家事困難→ご友人と渋谷で遊んできた
〇骨折後、何年かぶりで夫の墓参りに行けた。
〇圧迫骨折後→趣味再開、吹屋の大会に出場
〇包括主催の認知症講習会に参加してオレンジリングをもらってきた
〇大腿骨骨折→簡単な庭仕事可→娘と新宿のデパートへ
〇片麻痺→自宅内見守り→屋外歩行器歩行自立→投票経由で喫茶店へ
2ヶ月分なので、かなり端折りましたが、たくさんの「元気報告」が聞けました。
特に「チャレンジしてきた」「遊んできた!」という話が多く、それを聞いた方が「私も!」という良い連鎖が生まれている印象でした。
こんなところでも「支えられる側」から「支える側」へ。
自分の元気になった姿、頑張る姿が誰かの元気を作っていきます^^
2022年7月7日
清瀬市下宿地域のあゆみ会さんの活動に講師としてお邪魔して参りました。
今回はいよいよ最後の上級メニューにチャレンジです。
上級はちょっとした重心の位置や座る姿勢によって使う筋肉が変わりやすいメニュー。
使っている筋肉を自分で触り、力が入って固くなるのを確認しながら実施。
運動後には「疲れたぁ…」「効くぅ…」という声が多く聞かれましたが、その表情は皆さん笑顔。
良い運動ができた時って、キツいはずなのに充実感や達成感、爽快感のような感覚で自然と笑顔が出ますよね^^
この調子で頑張りましょう~!
2022年7月6日
立ち上がり練習中のご利用者様の足元。
見事に踵の外側が浮いちゃってますね^^
お一人で毎日1時間以上散歩されるほど元気になられた方ですが、細かくチェックするとこんな具合に姿勢のクセが見られます。
今すぐどうこうという話ではありませんが、こんな姿勢のクセが隠れていると少しずつ筋肉の付き方が偏って姿勢が崩れたり、痛みを招いたり、いざという場面踏ん張れずに転倒したり…ということが予想されます。
これは骨や関節の状態によって修正した方がよいケースと、修正によりどこかに負荷がかかってしまうケースとがあります。
また、修正した直後は普段とは違う体の使い方をすることで転倒しやすくなることもあります。
現時点での症状や生活を改善するのは当然のこととして、
①未来を予測すること
②適切な評価・判断をすること
③修正に必要な運動・要素を最小限に絞ること
④ご利用者様が理解しやすいように説明すること
(⑤ご利用者様が修正を望まない場合はおとなしく引き下がること笑)
⑥スタッフと共有すること
hitonowaでは直接運動を提供する以上に、そんなことを理学療法士の役割として大切にしています。
2022年7月5日
リハビリで元気になった方々が地域で活躍する環境づくり。
第1弾の小学校図書室の七夕飾りをして以来の学校訪問と会議に行ってきました。
こども達が図書室に入った瞬間にワーっ!!と喜んでくれていたり、折り紙をきっかけに色んな話をしていたりというエピソードをたくさん教えてえて頂きました。
また、図書室の入り口には「図書室ボランティア」という形で写真付きの紹介が!
先生方が用意して下さったそうです。
これは嬉しい^^
学校、こども、hitonowaのご利用者様
それを支援する者
みんなにとって嬉しい活動になりました。
これから授業のお手伝いなど、ご利用者様が負担なくできるものから少しずつその幅を広げ、「こういうのならやってみたい!」という選択肢を増やせていけたらと考えています。
2022年6月30日
hitonowaではリハビリに関する認定資格を設けています。
初級~プロフェッショナルの5段階のレベルごとに試験をパスすることで認定されます。
これは介護職員処遇改善加算とも連動しており、職場内の役割と併せてスタッフ自身が選択し、キャリアアップしていくことができます。
もちろんそれに応じて賃金もアップします。
また、時には人生のタームによってレベルを下げ、家庭や趣味など別なことにエネルギーを注ぐこともOKという完全自己選択型。
骨、筋、生理、精神などの分野ごとに90%以上の正解でクリアなので、少し厳しい条件なのですが…
お子さんの受験が終わり、今年度からキャリアアップにチャレンジしているスタッフさん。
医療、介護の経験が無いとこからスタートした方でしたが上級試験の結果は…
見事1発クリア!
しかも満点合格!!
お見事~
「勉強するの楽しい!」という言葉がとても印象的でした^^
これから学んだことを現場で活かしていけるようにサポートしていきますね!
2022年6月29日
スタッフの身体を守るための研修。
ご利用者様の身体を守ることは当然ですが、介助する側のスタッフの身体を守ることも同じくらい大切だと考えています。
最近、急にフラついた方を支えようとしてスタッフが胸や腕、腰の筋を痛めることが複数回ありました。
対策として「気を付ける」ではなく、具体的に身体を守るってどんなことを理解しておく必要があるのか?を考えました。
今回のテーマ
「どんな姿勢だと身体に負荷なく支える力を発揮できるのか?」
・どの姿勢で、どこの筋がメインで働くのか?
・どの姿勢で、効率よく力を発揮できるのか?
を理解することで、逆にどんなタイミングで痛めやすいのか?というイメージができるようになります。
なにげないトイレや送迎車への移動の際に
「いつでも支えられるように!」
という意識から
「このポジションで、こういう姿勢で見守りましょう!」
という風に変えられたらと考えています。
まずは理解。
これから現場で実践です!
2022年6月22日
「できるけど、学んだことが無い」
そんなコミュニケーションを体形立てて学び、内省し、共有することで、誰かに環境を用意してもらうのではなく、自分の力で自分が働きやすい職場環境を整えていく。
そんな目的で研修が進められています。
前回2回目の研修後に「1人1人目を見て挨拶すること」というルールを作り実践してきました。
ルールを決めるにあたっては「元気よく」「気持ちよく」「大きな声で」など個人の価値観によって差が出ることではなく、「確実に実行したか否かを明確に評価できること」に限定しました。
ルール設定時は「普段からやっている」という雰囲気もありましたが、実際にやってみるとかなり意識しないと確実に実行できないことに気づき、みんなの結論としてやっているようで毎回はできていなかったことが明らかになりました。
また、実践し初めは照れやわざとらしいという感情が生まれたようですが、1ヶ月模型日すると「無意識」「当たり前」という感覚になったようです。
個人的には言葉の選択や声の抑揚、ジェスチャーなども「目を合わせる」ということをきっかけに増えているような希望的観測も^^
「いいこと」「ためになること」を丁寧に積み上げ、それが循環していくといいなと思っています。
2022年6月20日
きよせ10の筋トレ事業の講師を務めさせていただきました。
今回は中級の実践状況の確認。
本日お邪魔したグループはラジオ体操仲間から発展したコミュニティなので運動能力が高い方が多い印象でした。
コーディネーターさんからの事前のお話では、「中級では物足りないから早く上級に行きたい」という要望が多いと伺いました。
これは、さては。。。
ということで実際に実施状況を拝見したところ予想は的中していました。
実はhitonowaでも「あるある」な話なのですが、運動能力が高いほど自分なりのやり方でやれちゃう分だけ動きがオリジナルになりやすく、気づいた時には違う運動になってしまいやすい傾向が感じられます。
ラジオ体操も同じですが、どんなに体力のある方でも正しく、丁寧に運動すると結構疲れますよね。
10の筋トレもどれだけ形を丁寧に作り、自分の持っている力をしっかり発揮するか?が重要だと感じています。
今回は上記の内容をご説明し、基本の動きを改めて皆さんで確認したところ、体操後には「きつい」「これは効く」「やった感じがする」という声がたくさん聞かれました^^
次回は7月に上級へステップアップの予定。
それまでに初級・中級の内容を丁寧に実践し、よりレべルの高い運動に向けた基礎作りを頑張りましょう!
2022年6月16日
hitonowaのリハビリは
支えられる側から支える側へ!
元気になったその先へ!
校長先生や学校支援本部の方から依頼があった図書室の飾り付け。
こども達が本に親しんでもらえるよう図書室に入りやすい空間作りが目的。
「七夕」をテーマにhitonowaのご利用者様に折り紙などで作品を作っていただきました。
2週間の募集期間の上に、hitonowaのプログラムに折り紙を折る時間は割けないため全てご自宅で作成し持ってきていただいたので、集まるか不安だったのですが、見事なクオリティの作品が大量に集まりました!
そして本日、これを近隣にお住まいの3名の方に学校で飾り付けをしていただきました。
何10年ぶりで入る学校に少し緊張気味のスタートでしたが、作品を置いていくごとに少しずつ空間の雰囲気が変わっていくのを実感し、
2022年6月14日
(中央)脊椎が変形した影響で後方への転倒を繰り返していた方。
先日、500人以上が入るけやきホールで日本舞踊の発表会に出られました。
同じ曜日のお仲間と一緒にスタッフも会場で鑑賞させていただきました。
大きなホールの広いステージに一人、約5分間の演技を立派に踊りきられる姿に大感動!!
リハビリで元気になったらその先へ。
そんなお仲間がまた一人加わりました^^
2022年6月13日
4月25日にアップした九州一人旅を計画されていた方。
無事行って来られました!
宿をとらず気の赴くままのぶらり旅。
ご病気を発症してから諦めていた趣味を数年ぶりに再開。
大分県を中心に毎日温泉に浸かって来られたそうです。
「やりたいことやれるって良いよね!」というメッセージが写真から伝わってきますね^^
2022年5月30日
学校支援の活動がいよいよ動きます。
まずは、学校の図書館の飾り付け。
先生方からは「本に親しみを持ってもらいたい。そのために子ども達が図書室に入りやすい雰囲気を作りたい」というお話をいただき、ご利用者様に作品をお願いすることにしました。
テーマは七夕。
実際に飾り付けしにいく方も併せて募集する予定です。
図書室の装飾ができたら、その様子を写真で撮って持ち帰り、デイサービス内で掲示したいと思っています^^
1つずつ。一歩ずつ。いずれは大きな力になって子ども達の未来へ!
2022年5月24日
理学療法士になるための専門学校に通う学生さんが実習中です。
1年生の実習なので、学校から求められていることは社会人として挨拶など基本的などの基本的な姿勢やコミュニケーションを学ぶこと。
プラスアルファせっかくの実習なので何かを持って帰ってもらえたら良いな。
3日間で中途半端にならないことが良いな。
単に「見た」「聞いた」ではなく、今後の学習に役立つ経験が良いな。
なんて考えた結果、今回は
教科書の文章・ネット上の画像と動画・実際のご利用者様の姿
この3つを結びつける作業の経験を選択しました。
前日に指定した患者の情報を調べ、画像でイメージを湧かし、翌日実際にご利用者様に体の動きを見させていただく。
同じ病名、障害でも見た目や動きが全然違うことを学ぶ。
そして、そういったバリエーションのあるものを教科書ではこういう表現で書かれている。
そんな経験ができれば、これから学校で教科書を中心に学んでいくときに頭の中にイメージを作りやすいのではないか?と考えました。
どうかな?
ホントかな?
役に立ってくれると嬉しいな^^
体系立てられた「教育」を学んでいない私のような者が学生の指導をするのって、確固たる理論が無く、経験に影響されたり、手探り感が出てしまうように感じます。
できることを精一杯。
考えられることを精一杯。
今日から3クール目の学生さんをお迎えしております。
頑張ります!
2022年5月20日
◯要介護1→要支援2(1人)
◯卒業、介護保険利用終了(1人)
◯奥様と桜を見に散歩に行けた
◯活動意欲が上がりご家族と桜を見にドライブに行ってきた
◯自宅内で転倒を繰り返していたが、利用してからは転倒がなく、家の周りを散歩できるようになった
◯地域のコミュニティに参加するようになった
◯歩行速度が上がり安心して横断歩道を渡れるようになった
◯体力的に断念していた池袋の本屋に3ヶ月ぶりに行けた(ケアプラン達成)
◯映画館に行くときに車椅子→杖で行くことができた
◯定期的にバスに乗って駅周辺まで買い物に行けるようになった(ケアプラン達成)
◯デイで友達になった方のお宅まで歩いて行き一緒に食事できた
◯散歩の回数が増えた
◯発症後初めて趣味だった登山を再開できた
◯旅行は車椅子だけだったのが自分の足で歩いて行ける場所が増えた
◯利用開始、食べられず体重が30kg前半→40kgまで増えた
◯階段昇降が楽になり、ご家族との外出先で行けるところが増えた
春になりお花見をはじめ、みなさん積極的に外出されたようですね。冬の間、体力低下するのが一般的な中、hitonowaに通う方々は体力を蓄え、春には一斉に動き出すという最高のサイクルが形成されています^^
2022年5月19日
理学療法士の学生さんが実習に来ています。
4月に入学したばかりの1年生。
3日だけの実習ですが緊張や期待、不安など様々な思いを抱えながら一生懸命ご利用者様とコミュニケーションをとっていました^^
コロナ禍で実習先が限られているそうで、力になれたらと合計8人(3クール)をお受けしています。
ご利用者様に協力していただきながら、未来の社会を支えてくれる学生さんを少しでも応援できたらと思っています。
2022年4月27日
元気になった方々が地域で活躍する場所づくり。
リハビリの本来の目的は社会復帰。
介護保険を申請するタイミングは入院や怪我などの理由で社会との関わりが断たれるタイミングにもなりやすいように思います。
そのため、せっかく元気になっても既に社会との接点を失ってしまっていることも少なくありません。
これが元気になって介護保険が対象外と認定されたときに非常にネガティブに捉えられる原因の1つと考えています。
hitonowaでは元気になったその先、リハビリの原点である社会復帰までしっかりサポートしたいと考えています。
その選択肢の1つが大きく動き始めました。
それは学校の支援。
小学校や中学校は共働き世代の増加とともにPTAなど学校を支える力が不足しているそうです。
そのため各学校には学校支援コーディネーターさんが学校と地域を結びつけてサポート体制を整えられておられます。
今回、地域包括支援センターの鈴木さんを介して、その方々との連携の形を作ることができました。
まずは、中学校の芝の管理と小学校の図書室の空間づくりなどから。
支えられる側から支える側へ。
そして子どもを支援するという未来を作る活動。
夢は広がります^^
2022年4月25日
ご持病の進行で転倒を繰り返し、お一人での外出が難しくなりhitonowaを利用開始。
順調に回復され、外出することも増えてきました。
そんな中、GW の案内に長期休みのメモが…
「何かあったか?」と慌ててお話を伺ったところ、九州に旅行に行かれるとのこと。
以前、よくやっていたテント泊+予定を立てない気まま旅。
もう諦めていた趣味だったが、少しずつ自信を取り戻し、再びチャレンジされることを決めたご様子。
もちろん心配はありますが、それ以上に実現していただきたい!
楽しんでいただきたい!
素敵な土産話を期待しております^^
2022年4月20日
立ち上がり練習中。
私たちはこんなところを見ています^^
普通に立ち座りができている方ですが足元はこんな感じ。
明らかに足の内側(親指側)だけで踏ん張っています。
ご本人にそんな意識は無く、真っ直ぐ立っている感覚。
こういったちょっとした身体の使い方のクセから姿勢やバランスが崩れ、筋肉の付き方が偏り、痛みや転倒の原因になったりします。
2022年4月18日
◯要介護2→要介護1
◯足の骨折後、外出できない生活から歩行器を使えば1人で買い物に行けるようになった
◯強い腰痛が緩和し、腰痛を意識せずに生活できるようになった
◯両足の人工骨頭術後の方、1.2kmの距離を歩いて通所できるようになった
◯1人で片道15分の美容室に行って来られた
◯タクシーで行っていたワクチン接種会場まで歩いて行けた
◯ヒールのある靴で外出できるようになった
◯外出できる頻度が増え、生活範囲が広くなった
◯足の爪を自分で切れるようになった
◯近隣のコミュニティで行われている体操に参加させた
◯友人と買い物や映画、食事に行くようになった
◯1人でバスに乗って買い物に行けた
◯1人で花見に行けた
◯家族の車でしか行けてなかった墓参りに歩いて行けた
◯以前よく散歩していた公園に怪我をしてから初めて行けた
暖かくなり皆様、積極的に活動されたみたいですね!
hitonowaで運動するだけでなく、生活が広がること、そして生活の中に「楽しい」が増えることが大切だと考えています。
要支援・要介護状態となった方が再び地域で元気に活動することで、また誰かの元気につながり、その輪が広がっていく。
最終的には地域全体が活気づき、子どもたちの未来につながっていく!
そんな循環を作りたいですね^^
2022年3月23日
◯要介護1→要支援2
◯料理が家族の手伝いなしで作れるようになった
◯洗濯物を干せるようになった
◯ヤカンで沸かしたお湯をポットに移し替えられるようになった
◯家族と定期的に外出できるようになった
◯散歩の距離が延びた
◯片道30分ほどの美容室に1人で歩いて行けた
◯デイの時間座っていられる体力づくりから始めた方が週1→週2回利用へ
2月はコロナに関連する休みや寒さから体調を崩したり、転倒される方も複数おられました。
3月に入りみなさん体調が上向いてきているようですので、次回の変化を楽しみにしております^^
2022年3月11日
11年が経ちましたね。
私は理学療法士の学校、初任地が仙台だったので毎年この日は特別な感情で過ごしています。
東京でも感じた地震の大きさ、テレビで映し出される思い出の地に流れ込む津波の映像、発災1ヶ月後に東京都のDMATとして気仙沼市の支援で入った時のことなど、今でも鮮明に思い出されます。
翌年からずっと望んできた3月11日14:46分に現地で黙祷を捧げたいという思いをようやく叶えることができました。
現場を守ってくれてるスタッフに感謝です。
大切な人には会いたいと思った時に会いに行く。
震災以降、私が大切にしていること。
コロナの影響でなかなか難しくなってしまいましたが、人の命の有限性、人生の豊かさについて改めて考え、心を整えてくれる時間になりました。
亡くなられた方へのご冥福を
被害に遭われた方にお見舞いを
心より申し上げます。
2022年3月10日
とうとうチャリンコ通所の方が🤣
フィットネスご利用の方ですが、膝痛に悩んでおられたはず…
博士号を持つ仙台の理学療法士にリモート診察をお願いした成果でしょうか😏
hitonowaのリハビリの目的は運動自体でなく生活を拡げること。
ご本人にとっては些細なことでも、こういったちょっとした積み重ねがその方の筋力や体力を作ってくれます。
この調子で膝痛を克服しましょう!
2022年3月10日
何気ないいつもの仕事終わりのhitonowa。
先日やってしまった送迎ミスの再発予防に必要なシステムのこと、効率良いスケジュールのこと、認知症や精神疾患を持つ方への気配りのこと…
ちょっと方向を間違うと愚痴になりやすいようなことも、感情論にならず事実を正確に捉え、必要なことは何か?を話し合っていました。
また最近、困ったらなんでも管理者へ!ではなく、まずは現場のメンバーで整理したものを管理者に確認、相談しようという雰囲気が醸成され、とっても良い雰囲気^^
そんな2人の会話を聞きながらニヤニヤ…そして撮影する私…
ありがとう😊
2022年3月4日
今日はグリーンタウンの10の筋トレのお手伝い。
コロナの影響もあり約1年半かけて今日から上級メニューへ。
体操だけではなく、人と人が繋がるコミュニティとしても素敵な会になっていました。
地域の皆さんの心と身体の健康が保たれますように!
2022年3月2日
強い腰痛を訴え利用開始された方。
偶然にも同じ洋服になってしまいましたが、利用開始じと4ヶ月後の現在の写真。
以前は股関節が上手く使えず、かがむ時は腰と膝ばかりが頑張っている状態でした。
今は股関節が使えるようになり、腰と膝の負担が減っていることが予想されます。
ご本人に伺ってみると、
「あれ?そういえば…楽になってるかも?」と。
あれほど悩まされた痛みですが、緩和すると意識にのぼることが減るので忘れちゃいますよね^^
帰りは他のご利用者様の荷物を持つなどお手伝いをされていました。
支えられる側から支える側へ!
2022年3月1日
おかげさまでhitonowaは4周年を迎えました。
4年前のこの日、スタッフ3人にご利用者様お1人でスタートしたのが鮮明に思い出されます^^
ご利用者様、ご家族様、包括・ケアマネジャーの皆さま、地域の方々、事業所様、清瀬市役所高齢支援課の方々
会社を下支えいただいている顧問の社会保険労務士さん、税理士さん
同じ日にオープンし、いつも一緒に切磋琢磨してくれるトモニイさん
オープンから応援し、現在研修等で組織づくりを支えて下さってる高瀬さん
看板やロゴに関わって下さった宮坂さん、鈴木さん、清水さん
テナント工事にご協力いただいた皆様
そして、ずっと苦楽を共にしてくれている管理者をはじめとするスタッフとご家族
過去に支えてくれたスタッフの内野さん、関さん、黒須さん、看護師の皆様
私の家族
関わって下さる全ての方に心より御礼申し上げます。
hitonowaは日本のリハビリの起源である清瀬市において、リハビリによる回復だけでなく、その先まで支援できる事業所を目指して5年目を展開して参ります。
引き続き、総合リハビリテーション施設 hitonowaを宜しくお願い致します。
2022年2月23日
スキー旅行に行って来られた94歳の方。
先日SNSのお話をしたところ検索方法を問われ、当社のIDをお伝えしました。
てっきりご家族のスマホやPCで見るのかな?と思っていたところ…
翌週「見れたよ」とおもむろにスマホを取り出して画面を見せてくださいました。
94歳、スマホを使いこなしてる!!
どれどれと周囲に座っていた方も一緒に検索されていました(笑)
2022年2月21日
◯要支援2→要支援1(2人)
◯奥様が関西に住む娘さんのところに1週間旅行に行かれた(その間1人で留守番できた)
◯買い物ついでに郵便局や散歩など他の用事も同時に済ませられるようになった
◯駅までバスで買い物に行けるようになった
◯デイ後に送迎車ではなく歩いて帰るようになった
◯受診の際、これまでのタクシーではなく30分以上歩いて行くことができた
◯マンションの自宅4階までをエレベーターではなく階段を使い始めた
◯犬の散歩再開に向けて近隣の散歩を始めた
◯ひ孫ちゃんを自分の手で抱っこできた
◯以前参加していた詩吟のサークルに復帰した
◯買い物をヘルパーさんにお願いしていたが、付き添いで自分も行くようになった
◯日記を見返したら、通い初めは立ち上がり練習が「1階椅子から立てた!」と書いてあったが、今では当たり前に30回できている自信を深められた
もちろん体調を崩して入院してしまったり、持病の進行で介護度が上がってしまう方など、良い変化だけではないのですが、このような前向きな変化をみんなで喜び、それを見た方が元気をもらい「次は自分も」という想いを循環させていく。
そんな雰囲気を大切にこれからもhitonowaのリハビリを展開して参りたいと思います。